死後離婚は姑側を激怒させてもメリットがあるもの?

配偶者が亡くなると自動的に婚姻関係は終了しますが、義両親や義兄弟に対する扶養や介護といった義務などの姻族関係は継続されます。

これが煩わしいからと「姻族関係終了届」を出す死後離婚が増えているということで、特に既婚女性には気になるところですよね。

義父母を激怒させるようなこの制度ですが、どんな人がどんなケースで利用しているかを知れば、そのメリットがより感じられるでしょう。

特に、夫や義父母と仲が悪いという人は必見です(笑)

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死後離婚は姑側を激怒させてもメリットがあるもの?

姻族関係終了届は、自分の意志で自分だけが記入・捺印して役所に提出すれば、スッパリと姻族との縁が切れる制度です。

誰の許可も必要ありませんし、こっそり内緒で出してもバレません。

死後離婚しても、遺産相続はできますし遺族年金や生命保険も受け取れます。ちなみに、死後「離婚」と呼ばれていますが、夫との戸籍はそのまま残ります。

これを姑側からみれば、「遺産も年金も保険ももらっておいて、親戚関係を解除するなんて薄情な!」と激怒する理由もわからないわけではありませんよね。

死後離婚は姑側を激怒させてもメリットがあるもの?

亡くなった配偶者の両親や兄弟だけじゃなく、その家族や親戚一同の反感を買う可能性は高いといえるのに、なぜ死後離婚が増えているのでしょうか。

死後離婚したい理由

夫と不仲だった、夫の両親と不仲だったという理由がいちばん考えられるところですが、それ以外にもさまざまな理由があり、事情はそれぞれといえそうです。

  • 夫と同じお墓に入りたくない
  • 実の親と同じお墓に入りたい
  • 義父母にイビられていたので縁を切りたい
  • 夫の親族との縁を切りたい
  • 夫の親族を介護したり扶養したりする余裕がない
  • 夫との婚姻関係にピリオドを打ちたい

心おきなく再婚したい

夫との婚姻関係にピリオドを打ちたいという理由は、再婚を考えている人に多い理由でしょう。たとえば、こんな事例です。

結婚後5年ほどで夫が亡くなり、子供もいないまま一人になってしまった。義両親とはずっと仲が良かったし、義姉も何かと世話をやいてくれる。

そんな中で彼ができてプロポーズもされているが、いろいろしてもらってるのに何だか申し訳ない気がして再婚がままならない状態が続いていた。

姻族関係終了届を出したことで、新たな家族と向き合えるようになった。

こういった理由なら、姑側に激怒されることもなく、快く送り出してくれる気がしますね。

死後離婚なら姑の介護を法的に放棄できる!

たとえば義両親に介護が必要になったり、生活保護受給者になってしまった場合、姻族関係終了届を出してしまった後なら、すでに関係はありませんので扶養義務者とはなりません。

死後離婚なら姑の介護を法的に放棄!

介護が必要になって頼ってきた姻族に対し、「姻族関係終了届を出しているから扶養義務はありません」ときっぱり断れるわけです。

これも「遺産や年金や保険はちゃっかり受け取っておいて、その親の介護ができないとはどういうことか!」と激怒されそうです。

姑の介護から逃れたい

いちばん多いのは、不仲だった姑の介護なんて心情的に無理!というもの。また、違う理由で介護放棄したい事例もあります。

姑の介護を夫の生前から死後もずっと続けているが、自分の親にも介護が必要になってしまった。

夫には兄弟がいるので、そちらで介護を変わってもらえないかとお願いしたけど何かと理由をつけて断られるばかり。

自分は一人っ子なので親の面倒は自分がみたいと思い、死後離婚をすることに。

その旨を夫の弟夫婦に伝えた際に罵詈雑言を浴びせられたが、今は自分の親のそばにいられるのでこれで良かったと思っている。

なんだか、自由奔放で何もしない兄嫁の姿が浮かぶんじゃないでしょうか・・・。こんな例なら仕方ないと思いますよね。


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姑にイビられ続けて死後離婚!

イメージとしても、たぶん実例としても、いちばん多いのが嫁姑バトルがあるこのパターンではないでしょうか。

無理に関係を続け、もっとこじれて最悪の事態となることを考えると、事前に対処しておくという目的ならアリかもしれませんね。

姑にイビられ続けたので復讐したい

復讐というと穏やかではありませんが、嫁姑問題はけっこう根が深いものがあります。

夫の生前から姑との折り合いが悪く、何かというと嫁が悪いとイビられた。息子を亡くしておとなしくなってくれるかと思いきや、よりヒドくなってもう耐えられない。

「息子が死んだのはおまえのせい!」とまで言われ始めたところで、死後離婚での復讐を決意。

義母だけでなく親戚一同が激怒していたが、今後は一切ずっと関わることなく知らん顔できるということで、正直ホッとした。

Q&Aサイトで「姑にした仕返しの中で効果絶大だったものを教えて!」なんて質問がわんさかされています。思い詰めて大変なことになるなら、スッパリと関係を切るのも一案でしょう。

姻族関係終了届で姑を追い出すことができる?

あくまでも親族としての関係を解消するという書類ですので、一緒に住んでいる人を追い出すと言った法的な効力はありません

とはいえ、他人になった嫁と一緒にずっと同居していくということに違和感を覚える人がほとんどで、自分から自然と出ていってしまうんだとか。

姑にイビられ続けて死後離婚!

同居の姑を追い出したい

『夫の死後、姑と縁を切る魔法の書類』ということで姻族関係終了届が注目される事案が紹介されたことがあります。

姑と同居していたが、夫が健在の頃から難癖をつけられ、いびられてきた。夫が亡くなり、家のローンも残っている状態で、姑を今後もずっと養っていく余裕がない。

姻族関係終了届で親族との縁切りができると知り、即提出。

「あなたとはもう他人です」と届け出の意味や扶養義務がなくなったことを姑に伝えると、翌週には家を出て郷里へ戻った。

冷酷な女だと親族から罵られたものの、同居を続けていたら殺めてしまったかもしれない。だから後悔はない。

そこまで険悪な関係!?とビックリしてしまいますが、当事者にとってはホントに死活問題でもあるということですよね。

この方も、残酷な書面だけど最後の手段として心の支えになるのでは?とおっしゃっていますし、いざというときの保険として認知しておきたい制度です。

まとめ

姻族関係終了届による死後離婚で、イビられた姑を追い出したり介護放棄した事例があるということをお伝えしました。

ちなみに、姻族関係終了届は夫亡き後に妻が出すパターンがほとんどで、妻亡き後に夫が出すことはほとんどないそうです。

これは、男性が直接介護などに着手しないことから、それほど負担を感じてないという表れなんだとか。また、男性の方が情が深いのかもしれません・・・。

姑側を怒らせるような死後離婚、いじめられた嫁の最後の復讐劇としてドラマネタにもなりそうですねw

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