更年期にお肌やデリケートゾーンのかゆみが出る原因は?

今まで特に乾燥肌というワケでもなかったのに、口の周りや頬がカサカサする、全身がムズムズする、デリケートゾーンがかゆい、といったお肌トラブルが起こっていませんか?

40歳を過ぎた頃から、さまざまな更年期症状が現れ始めます。お肌のかゆみというのも、そのひとつなんですよね。

原因と対策を知ることで、不要なかゆみから解放されます。更年期でも元気いっぱいに過ごせるようにケアをしましょう!

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更年期にお肌やデリケートゾーンのかゆみが出る原因は?

顔だけじゃなく、ひじやひざ、お腹やデリケートゾーンなど、全身が乾燥してかゆみを感じるのも更年期症状のひとつです。

女性ホルモンであるエストロゲンが減少する影響により、コラーゲンやヒアルロン酸、セラミドなども減っていきます。皮膚の水分量が減り、かさつくことによって全身がかゆくなるというワケです。

更年期にお肌やデリケートゾーンのかゆみが出る原因は?

お肌のかゆみ

季節に関係なくかゆみが出るのかどうかによって、その対処法は異なります。

一時的なかゆみ

一年中ではなく、春先や冬など、誰もがお肌の乾燥に悩む時期にだけかゆみが増す、という場合は、何かしらのアレルギー症状かもしれません。

発疹がひどいとか、かゆみで夜中に目が覚めてしまうといった場合は、まずは皮膚科で診察を受けてみましょう。

日常的なかゆみ

アレルギーやアトピーではなく、季節に関係なく全身にかゆみが出るという場合があります。特に、蟻走感(ぎそうかん)といって、アリがはっているかのような感覚になることも。

こうなると、更年期症状による乾燥が疑われますので、病院へ行くなら婦人科となります。

デリケートゾーンのかゆみ

生理用品やおりものシートで肌が荒れてかゆみが出る、ということも考えられますが、こういったものを使ってないのに出るかゆみが深刻ですよね。

女性ホルモンが少なくなると、保水性や弾力性といったものが徐々に失われます。デリケートゾーンが乾燥して何かしら違和感があるとか、ときにヒリヒリ痛い、という症状が出ます。

さらに、粘膜が乾燥してしまうことで傷つきやすくなり、雑菌が繁殖して萎縮性膣炎を起こしやすくなってしまうこともあるので要注意です。

かゆみだけじゃなく、黄色いおりものや悪臭などをともなう場合は、子宮の病気などの疑いもありますので、婦人科で診断してもらいましょう。

更年期で肌のかゆみが出るときの対処法

肌荒れがひどくてファンデーションが乗らない、かいてしまったところが傷になって細菌感染を起こしてしまう、といったイライラの原因になるトラブル、なんとかしたいですよね。

気にはなっているけど病院へいくほど深刻でもない、という状態なら、まずはセルフケアで様子をみてみるというのも有効な手段です。

更年期で肌のかゆみが出るときの対処法

スキンケア製品の見直し

若いときと変わらないスキンケアは、そろそろ卒業しましょう。歳を重ねるとどうしてもお肌が乾燥しがちになり、それが原因のシワなども増えてきますよね。

更年期の女性が重視すべきは、水分の蒸発を防ぐ保水力がちゃんとあり、しっかりした保湿がされるようなスキンケアです。

また、ちょっとした刺激にも敏感になりがちなので、香料の強い化粧品なども避けるようにしたほうが無難です。

スキンケア方法の見直し

さらに、洗いすぎにも注意が必要です。必要以上のダブル洗顔や、お風呂などで熱いお湯を使ったり、ゴシゴシと刺激を与えるような洗い方は、乾燥もかゆみも増大してしまいます。

カラダにかゆみがあるときは、ボディタオルなどは使わずに手を使って洗いましょう。その際、赤ちゃんのお肌に触れるような、優しいタッチを心がけてください。

また、この時期は潤い不足やバリア機能の低下が全身で起こっています。皮膚はつながっているので、顔だけでなく全身を保湿するようにしましょう。

手を洗うたびにハンドクリームを塗る、入浴後にはボディークリームを使う、といったことを習慣づけるといいですよ。

カラダに触れるモノの見直し

静電気を起こしやすい素材(ナイロン、アクリル、ポリエステルなど)は、お肌にとって刺激となることがあります。

洋服だけでなく、寝具やタオルなど直接お肌に触れるものは、肌触りの良いシルク、オーガニックコットンなどの天然素材を選ぶと安心です。

また、下着についたタグやウエストのゴム、服の縫い目などがチクチクしてしまうこともあります。はずせるタグなどはすべてはずし、カラダに触れないようにしておきましょう。

更年期のかゆみに薬は使える?

市販のかゆみ止め(ムヒソフト、メンソレータムAD、ラナケインetc…)を使うことで、一時的にかゆみを抑えることは可能です。

ですが、根本原因を取り除いているワケではないため、すぐに効かなくなってしまうことも。

更年期のかゆみに薬は使える?

他の更年期症状があるなら、婦人科でホルモン補充療法(HRT)を受けることで症状の改善に期待は持てますが、かゆみだけでHRTはちょっと大がかりという気がしますよね。

女性ホルモン軟膏剤

第2類医薬品の「バストミン」は、女性ホルモンを補充する塗り薬です。手足やデリケートゾーンにも使えます。

また、デリケートゾーンの粘膜部分にも塗布が可能な「ヒメロス」という軟膏剤も第2類医薬品で販売されています。

医薬品なので、副作用や併用できない薬や食品などもあります。できれば最初は薬局や病院などで相談の上、取り入れるのが望ましい薬です。

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更年期のかゆみは漢方で解決する?

更年期障害の治療としてもよく使われる漢方薬ですが、皮膚のかゆみを抑えてくれる効能のある漢方もあります。

漢方は、体質や体格などに合わせて処方され、相性が良ければ効きます。つまり、相性が悪ければ効果は出ません。また、途中で体質が変わって合わなくなることも。

市販の漢方もありますが、漢方医の指示に従って服用することで、様子をみながら処方が変えられますので、結局は安心ですよ。

温清飲(うんせいいん)

肌がカサカサ乾燥して色つやが悪い人向け。
生理不順、更年期障害、不眠、湿疹や皮膚炎に用いられます。

まとめ

更年期になると現れるお肌やデリケートゾーンのかゆみの原因と対処について、使える薬や漢方とセルフケアについてまとめました。

乾燥やかゆみは、まずセルフケアで保湿を徹底的に行ない、それでも改善しないなら病院や薬に頼るというのがムダのない流れだと思います。

更年期症状はずっと続くわけではありませんので、かゆみもスグに収まってしまうかもしれません。ですが、かゆみの元となる乾燥が進む歳であるということは確か。

保湿をして悪いことはありませんので、しっかり潤いを与えてかゆみを撃退してしまいましょう!

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