リラックス効果の高いアロマキャンドル。お風呂で優雅に使いたい、と思いつつ、危険だという声もあっていまいち使用に踏み切れなくて・・・という方も多いのでは?
使い方のポイントを押さえておけば、お風呂でも安全にアロマキャンドルを利用することができます。何が危険でどう使えば良いのか、お風呂場での使い方の注意事項をまとめました。
これでドラマや映画のワンシーンのような、幻想的なバスタイムが楽しめます♪
お風呂のアロマキャンドルが危険だといわれる理由は?
お風呂でアロマキャンドルを楽しみたいけど、気分が悪くなったという声もチラホラ聞いたりしませんか?それは、ずばり使い方に問題があるからです。
どんな危険があるのか、順番に見ていきましょう。
湯船に落ちる
不安定な場所に置いていると、うっかり湯船に落ちてしまうことがあります。
キャンドルの素材にもよりますが、肌についてはいけない成分が配合されていると、肌荒れなどの心配もあります。
やけど
キャンドルが火を使っていますから、火の取扱には当然注意すべきですが、つけている間よりも消そうとした時にやけどする場合が多いようです。
- 消そうとした時にやけどした。
- 火を消した直後に移動させようとしてやけどした。
火が消えてもしばらくは高温になっていますので、その取扱には十分注意してください。
一酸化炭素中毒
閉め切った浴室でキャンドルを使用すると、一酸化炭素中毒の恐れもあります。
1つくらいならそれほど心配もないと思いますが、何個も並べて長時間使うような場合は注意してください。
ロウの後始末
キャンドルを消した後に、ロウを排水口などに流してはいけません。排水口が詰まってしまって、後々大変なことになりますので、注意しましょう。
お風呂でアロマキャンドルを安全に使うための注意点
危険だといわれる理由はわかりましたか?では、安全に使うための注意点を見てみましょう。これを守れば大丈夫ですので、覚えておいてくださいね。
換気しましょう
閉め切った狭い浴室で火を焚き続けることは危険ですので、必ず換気扇を回しながらキャンドルを使うようにしてください。
耐熱性のキャンドルホルダーを使うこと
キャンドルは、必ず耐熱性のキャンドルホルダーに入れて使うようにしてください。
そのままキャンドルを置く人はいないと思いますが、バスタブを溶かす危険がありますから、必ず耐熱性の容器に入れて使ってください。
できれば、落ちても大丈夫な素材(ガラスや陶器でないもの)の方がより安心です。
キャンドルを置く場所に注意
バスタブにキャンドルホルダーを置けるだけの十分な幅があれば良いのですが、ない場合にはお風呂に浮かべて使えるタイプのキャンドルにすれば良いでしょう。
お風呂のアロマキャンドルのおすすめな使用方法
では、お風呂でアロマキャンドルを上手に安全に楽しむための方法を知っておきましょう。
使用時間の目安
キャンドルを均等に使い続けるためには、最低1時間は燃焼させた方が良いとされています。そうしないと、芯の周りだけがどんどん溶けてしまい、周りが残ってしまうためです。
キャンドルの芯の長さ
芯の長さは長過ぎず、短すぎず、です。長さは5~6ミリ程度が適当です。長すぎると炎が大きくなったり、先端が焦げて黒煙が出たりします。
また、短すぎるとロウがついて消えてしまうこともあるので、長さが足りないと思ったら少し掘り出してあげるといいでしょう。
火を消す時は?
火を消す時は、吹き消さないでください。吹き消すとイヤな臭いが出ます。せっかくのアロマのリラックス効果が台ナシになるので、できれば専用のロウソク消しを使ってください。
なければピンセットを使って、芯をロウに倒して消します。火が消えたらすぐに芯は戻してくださいね。倒しっ放しにすると芯が固まってしまいますよ。
天然素材のキャンドルを使うこと
パラフィン素材で作られたキャンドルは、燃える時に揮発性有機化合物を発生させ、健康被害が出る可能性があります。また、合成香料のキャンドルは、香りが強すぎて気分が悪くなることもあります。
なるべく天然素材で作られたアロマキャンドルを使いましょう。
- ソイワックス
- ミツロウ(ビーワックス)
- 精油
さらに、燃えやすく加工された芯もすすが出やすいので、コットン100%の芯のキャンドルを選ぶようにしてくださいね。
こちらのアロマキャンドルは、ワックス・香り(天然エッセンシャルオイル)・芯、全て天然原料でつくられており、溶けたロウは、ボディケアや練り香水としても使うことができます。
天然原料100%☆ハンドメイドのアロマキャンドル・アロマスプレーShop
>> MARNO
キャンドルの手入れ
キャンドルは、使い終わったらそのままにしておかずに、必ずお手入れをしましょう。そうすると、劣化を防いで長く香りを楽しめるようになります。
溶けたロウはキッチンペーパーなどで吸い取るか、牛乳パックなどに流し入れてから燃えるゴミとして捨てます。
溶けたロウをそのままにしておくと、固まってしまい、次もそのロウから溶けていくことになります。溶けたり固まったりを同じ部分で繰り返すとキャンドルが劣化しますので、溶けた分は捨てる、ということを心がけてくださいね。
マッサージキャンドルもおすすめ
溶けたオイルでマッサージもできてしまう、というアロマキャンドルがあります。これなら香りを楽しみ、キャンドルの火を見てリラックスし、お風呂から出る時にオイルを身体につけてマッサージまでできちゃいます!
原料はヘンプシードオイルなので肌を柔らかくする効果があり、ボディケアもできてしまうという優れものです。
先ほどのMARNOさんも、溶けたロウを使うことができる天然アロマキャンドルを扱っていらっしゃいますよ。
まとめ
お風呂のアロマキャンドルが危険だといわれている理由やその注意点と安全でおすすめな使用方法などについてお伝えしました。
キャンドルの火は見ているだけでも心を和ませてくれますが、そこにアロマが加わるとリラックス効果はさらに高まりますね。
安全に使うためのポイントを守って、バスタイムをもっと楽しく、リラックスできるものにしていきましょう。