背中や腹回りの汗が止まらない原因は?

汗かき=子供、というイメージを持っている人も少なくないことでしょう。しかし、大人の女性でも更年期となる40~50歳くらいになると、大量の汗に悩まされることがあります。

背中やお腹周りの汗が止まらない!
そこがチクチクしてかゆい!

こんな症状が出る原因や、インナーによる対策について知っておきましょう。

これらをおさえておけば、もう焦って発汗が増すこともなくなり、汗で衣類が張りつくことからも解放されますよ。

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背中や腹回りの汗が止まらない原因は?

背中やお腹周りにたくさん汗をかいてしまうのは、子供にはよく見られることが多いですが、子供に限ったことではありません。

40代女性にも、背中やお腹周りの汗に悩んでいる人は意外と多いものです。その原因を知っておきましょう。

背中や腹回りの汗が止まらない原因は?

更年期症状による汗

40~50代の更年期を迎えた女性に起こる症状として、急に顔がほてったりして汗がドッと出るホットフラッシュがあり、上半身の汗をかくやすくなります。

これは、更年期になると上半身の血管まわりの神経が興奮して交感神経が優位となり、微調整がきかなくなることから起こる症状のひとつです。

中には、顔はそれほどでもないけど、背中を汗が流れていくのが分かるとか、お腹のシワ部分にしょっちゅう汗が溜まる、という方も。

これは自律神経の乱れが原因で起こるもので、閉経前後の女性だと実に7割前後の方に見られる症状なのです。

急に発汗しても、一時的ですぐにおさまることもあれば、夜中に起きてしまうほどヒドい寝汗が出ることもあります。

寝不足やストレスで生活に支障が出るようなら、ホルモン治療を受けることで症状が和らぐこともありますので、婦人科へ行くという選択肢もあります。

体温調節の不備による汗

手足や首などと比較しても、お腹や背中には、体を圧迫するような原因が多いともいえます。その主なものは下着。ガードルなどはお腹を締め付けるタイプもあるうえ、同じ姿勢をとり続けると、そこに汗をかいてしまうことにもなります。

背中も下着の締め付けという点ではお腹と似ているので、どちらも汗をかきやすい状況になりやすいといえるでしょう。

また、お腹と背中は体の中心部分に近いので、衣類も重ね着になる傾向が高く、普段から冷え症などの悩みを持っている人は特に厚着になりがちです。

歳を重ねると体温を微調整する機能が弱まり、温度の感覚がだんだんと鈍ってくるため、気温が高いのに厚着をしてしまったり、気温が低いのに薄着でも平気だったりします。

さらに、最近では冬の室内でもエアコンなどの空調設備によって、素足で歩いても寒く感じることがなかったり、外の寒さを感じさせないくらい快適に過ごすことができることも多いものです。

それらの状況が合わさって、体温調節がマヒしてしまい、ふと気づいたら背中が濡れるほど汗ばんでいた、ということが起こります。

お腹や背中は靴下のようにスグに着脱して温度調節するわけにはいかないので、特に更年期女性の場合には調節が難しく、結果としてたくさん汗をかいてしまうことにもなりかねないのです。

汗で背中がチクチクかゆい原因は?

背中に汗をたくさんかいたことが原因でかゆみなどが生じてしまうと、何か病気の可能性があるではないかと心配になってしまう人もいるかもしれません。

大人の女性が汗をかいたときの、チクチクとしたかゆみの原因を探ってみましょう。

汗で背中がチクチクかゆい原因は?

更年期症状によるかゆみ

女性ホルモンのエストロゲン分泌量が減ることにより、体内のコラーゲンなどの潤い成分も同様に減ります。すると、おのずと肌のバリア機能も低下し、敏感肌に変わります。

外部からの刺激や細菌の侵入を防いでくれる成分が少なくなることで、汗などのちょっとした刺激でも肌トラブルが起こりやすくなり、チクチクしたり痒みが起こったりするのです。

なんとなくチクチクする、カサカサしてくる、むずむずとかゆい、などといった症状がひどくなると、アレルギー反応が起きやすくなることもあるため、頻繁に起こるようなら皮膚科の受診を考えた方がいいかも。

衣類で起こるかゆみ

たとえば、「パジャマのときにはかゆみをそれほど感じないのに、日中にはかゆみの症状がひどくなる」、といったことがあります。

昼間と夜で着ているものがどう違うかをチェックしてみると、生地の素材だったり、体を締めつけるような下着をつけていることがかゆみの原因であるという場合も。

かゆみが起こる場所や時間、着ている衣類などを思い起こしてノートなどに書き出してみると、その原因が見えてくるかもしれません。

さらに、汗をかくようになってかゆみも強くなってきたと感じるのであれば、その衣類や下着が肌に接触することで起こる接触性皮膚炎などの疑いもあるので注意が必要です。

合成繊維の衣類や寝具を避けて、できるだけ肌触りが滑らかな素材を取り入れるようにしましょう。

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背中の汗対策にはインナーを工夫しよう!

背中の汗対策の基本は、なるべく早く汗を吸い取ることが大切です。長い時間、濡れたままにしていると、お肌にとってもよいとはいえませんし、かゆみも起こりやすくなってしまいます。

吸汗&速乾インナー

最近では、吸汗力が高く、速乾力に優れたインナーなども数多く販売されているので、そのようなインナーを上手に取り入れましょう。

特に、ヨガ用品などを扱うようなスポーツブランドには、吸汗&速乾タイプのブラやキャミソール、シャツ類やパーカーなどのアウターまで、かなり充実しています。

たくさんの汗にも対応できるこういった衣類で全身を固めてしまうと、着替えられないときもスグに乾いてニオイも防いでくれるため、かなり安心できますね。

ベルメゾンネット

綿&シルクインナー

敏感肌などの自覚があるような場合、吸湿効果の高いインナーの素材は、綿などの天然素材ではないことが多いので、それが原因でかゆみがおこってしまう可能性があります。

綿素材は敏感肌にもやさしいのでインナーとしては最適なのですが、なかなか乾きにくいという面もあるのがデメリットですね。

ですが、織り方によって乾きやすくされている綿素材のインナーもありますので、そういったものを選ぶようにしましょう。

また、シルクもお肌にはやさしい素材ですが、高価ですし洗濯などのお手入れに気を使う必要があるものが多いです。

最近では、洗濯機で普通のインナーと同じように手軽に洗うことができるシルク製品もあるので、試してみるのアリですね。

着脱できる汗取りインナー

たくさん汗をかいてしまっても、外出時にはなかなかすぐに着替えるというわけにはいきません。

そのようなときには、背中の部分にだけ当て布のようになっていて、カンタンに着脱できるタイプの汗取りインナーを着用しても。

洋服を着たままパパッと抜くことができるので、トイレや車の中などでスッと取り出し、背中の快適さを保つことが可能です。

脱いだインナーは、ジップロックなどの密閉できるビニール袋にしまっておけばOKです。

汗取りインナーも年々進化しているのですが、販売されるのは夏の間だけだったりします。秋冬など一年中欲しい!というなら、夏前にはしっかりチェックしてキープしておきましょう。

まとめ

40~50代の女性が、背中やお腹周りにたくさん汗をかいてしまう原因と、汗でチクチクとかゆみが出るときの対策などについてお伝えしました。

「また汗かいちゃった~><」と拭いて済めばいいのですが、痒みや赤みが出たり、ストレスになるほどの状態なら考えものですよね。

まずは、汗をよく吸い取ってくれるインナーを着用することから始め、かゆみや乾燥があるならボディクリームでお肌をガードし、多少の汗なら気にしない♪とリラックスしてみましょう。

副交感神経が優位になれば自然と汗はおさまりますので、しっかり対処してるから大丈夫!と、あまり神経質にならないことがポイントです。

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